リソースルームとは?
日本で最も多くの日本語指導が必要な児童生徒が公立学校に在籍している愛知県にある愛知教育大学は、教員養成大学として従来の教員養成の枠で捉えきれない新たな課題の解決策を教育委員会や現場の先生方と連携して探っています。
外国人児童生徒支援リソースルームは愛知教育大学日本語教育支援センターに位置付けられています。日本語指導が必要な児童生徒やその指導にあたる先生方や保護者のための教材やガイドブックの作成、現職の先生方への研修、地域の皆様を対象とした講演会などを行っています。また学生に対してはボランティア活動のサポートや勉強会などを通じて学ぶ機会を提供しています。
① 学習支援事業
大学の近隣市(刈谷市・豊田市・知立市)教育委員会と連携し、各小中学校や教育委員会と連携しているNPO団体に学生ボランティアを派遣し、外国にルーツをもつ子どもたちの支援を行っています。
連携市の希望する小中学校に、日本語指導ボックスを貸し出しています。日本語指導ボックスの内容はコチラ
② 教材開発
外国にルーツをもつ子ども、保護者、また子どもを取り巻く指導者・支援者に向けて教材を開発しています。
教材について詳しく知りたい方はコチラ
③ 研修会・講演会の開催
地域のニーズに即した研修会・講演会を開催しています。また各地で開催される研修会に講師を派遣・紹介します。講演会・研修会について詳しく知りたい方はコチラ
④ 土曜親子日本語教室
地域の国際ファミリーのために年に約15回、日本語教室を開催しています。大人クラスと子どもクラスを設置しています。学習者向けの案内はコチラ
⑤ 就学前支援
小学校での教科学習の助けになることばの力を、幼稚園・保育園時に身につけることはできないかと考え、幼稚園や保育園で文字や日本語に親しむための活動を行っています。
⑥ 研究
外国にルーツをもつ子どもたちに関する調査・研究・発表を行っています。